ppm(ピーピーエム)とは?
『parts per million』の頭文字をとったもので、100万分のいくらであるかという割合を示すものです。
1ppm = 0.0001%  1% = 10,000ppm
濃度を示す目的で用いられる場合
「液体中にある気体」については重量比を用います。
「気体中にある気体」については体積比を用います。
ちなみに、ppb(ピーピービ―/parts per billion)は、10億分のいくらであるかという割合を示すものです。
水中の溶存水素濃度について
水1000gに対する飽和水素量は0.00162g
0.00162(g)/1000(g)=0.00000162(=1.62ppm重量比)
※気温20℃、水素分圧1気圧(水素ガス100%)
呼吸の水素濃度について
通常の呼吸では、大気の成分(体積比)が「窒素N2、78%」「酸素O2、21%」「二酸化炭素CO2、0.04%」
「水素H2、0.00005%」となっていますが、ラブリエリュクスから発生する水素ガスH2は、純度95%以上、発生量は1分/約60mL。
成人の1分間の呼吸量が6000mL(安静時)ですので、呼吸とともに水素を吸入する時の水素濃度は
60(mL)/6000(mL)×95=0.95%およそ1%の水素を含む空気を呼吸することができます。
どれだけ吸えばいいのですか?いつ吸えばいいのですか?
たくさん吸って水素を摂取すれば良さそうにも思いますが、継続して吸うよりも15分程度吸う→45分休憩→また15分吸う、
などと断続的に吸う方が効果的であるという報告もあります。
体内の水素濃度の変化が体を良い方向へ向けるスイッチを押してくれると言われています。
時間帯も特に関係ありません。
水素吸入は危険ではないですか?
水素吸入は医療でも治療用として取り入れられています。
すでにダイバー用のボンベには潜水病や窒素酔いの予防に水素が混入されており、吸入による人体への安全性は確認されています。
また成人の場合、安静時に呼吸で肺に取り込む空気は1分間に約6000mLです。
水素は可燃性が高く危険ではないのか?
水素は安定した気体ですので単体で燃えることはありません。
酸素と混合すると引火する化膿性がありますが、空気中、酸素が存在するなかでも4.1%以下もしくは74.2%以上の濃度であれば、
引火することはありません。ラブリエリュクスから発生する水素ガス濃度は95%以上ですので、安全にご使用いただけます。
水素の取り入れ方の違いは?
「水素水を飲んだ場合」…胃から吸収する
1.0ppmの水素水を飲むと、1Lあたり12mLの水素を取り込むことができます。
「水素ガスを吸入下場合」…肺から吸収する
ラブリエリュクスで水素吸入すると、1分間あたり60mLの水素を取り込むことができます。
※鼻や口から水素ガスを吸入すると圧倒的に水素摂取量が増えます。
連続使用はできますか?
1時間より長く使用する場合は、30分の休憩を入れてください。
連続で運転すると本体内の温度が上昇し、電解液から蒸発する水分が多くなります。
水素ガスとともに少量の水蒸気も一緒に出てくるのですが、長時間のご使用で水蒸気が増えるとチューブ内が
結露してくる場合があります。
チューブ内の結露水が水素ガスの通り道をふさいでしまうと、水素ガスバブリングが不規則になってきます。
1時間経たない場合でも、水素ガスの出が悪くなってきたら運転を停止し、本体のノズルからストローを外した
状態でしばらく(30分以上)休憩させてください。
バブリングせずに直接吸入できませんか?
本体を長くお使いいただくためにも水素ガスバブリングを介して吸入をお願いいたします。理由は以下の通りです。
①接続チューブの結露防止
ラブリエリュクスは、電気分解で水素ガスを生成しています。ノズルから出てくる水素ガスには電気分解槽で
温められた水蒸気も含まれています。本体に直接チューブを取り付けた状態で長時間ご使用になると、チューブ内で水蒸気が結露し、水が溜まって閉塞されてしまう場合があります。
ラブリエリュクスは、自然の水圧で水素ガスを圧し出していますので、チューブの閉塞によって本体内に余分な
圧力がかかってしまうと、最終的には注ぎ口側から電解液が溢れ出ることになります。
水蒸気をストップするため、一旦ガラスボトルの水に水素ガスバブリングをしていただくことをおすすめします。
②本体の転倒防止
水素吸入中に動いたり、チューブを間違って引っ張られたりしたときに本体に直接チューブを取り付けられていると、本体を倒してしまう可能性があります。ガラスボトルを介して接続いただくと、転倒防止の緩衛になるかと思われます。
③水素ガス発生の視認
水素ガスは目で見えず匂いもないため、発生しているかどうかわかりずらいのですが、ガラスボトルを介して接続いただくと、水素ガスが発生していることを視覚的に確認していただくことができます。
電解補助液の交換頻度は?
使用頻度、使用時間に関係なく清潔にお使いいただくために、1ヶ月を目安に交換してください。
電解補助液は、水の電気分解が起こりやすくするために入れます。
ただ、電解補助液中のイオン成分は電気分解で反応しませんので減ることはありません。減るのは水だけです。
そのため次の電気分解の交換の間は、ご使用前に必ず電解液の液量をご確認いただき、電気分解や蒸発で減った分の水(精製水)だけを足してご使用ください。
保証期間と耐用年数は?
メーカー保証は1年間です。
耐用年数は使用頻度や使用状況により変わりますが、正しいご使用の下での電極寿命は約2000時間程度です。
電極は消耗部品です。バブリングの泡が確認できなくなったら、お取替え時間の可能性があります。部品交換は有償にて承ります。
ランニングコストは?
「電解補助液」交換頻度(1本/月)
電解補助液は1本あたり約734円(税込)+精製水、約120円×4本(交換用2本+洗浄用2本/月)
電気代は約0.8円/60分
電解補助液の使用期限はどのくらいですか?
製造日より2年半となります。
期限が過ぎたものは品質が低下している可能性があるため使用しないでください。
(電解補助液のボトルに使用期限の記載がございます)
精製水の代わりに蒸留水を使ってもいいですか?
市販の殺菌済みの蒸留水でしたらご利用いただいても問題ございません。
ラブリエリュクスはをご利用になる際は、本体内部への雑菌の混入を防ぐため、殺菌されイオン交換水または
蒸留水をご使用ください。
ノーズセットや接続チューブは煮沸消毒しても大丈夫ですか?
煮沸消毒はできません。消毒される際はアルコール消毒をしてください。
専用カニーラの吸入用パーツ(軟質ポリエチレン、耐熱温度70℃)
専用カニーラチューブ(ポリ塩化ビニル、耐熱温度60℃)
※どちらも抗菌仕様となっております。