夏には夏の冷え対策!

8月に入り本格的な暑い夏がやってきましたね!実は、夏こそ「夏冷え」に要注意なんです。
今回はそんな「夏の冷え対策」についてご紹介したいと思います。

暑いのにどうして冷えるの?

冷えこの時期は肌の露出が増えるなどの体を冷やす要因が多いことや、冷房の影響で屋外と室内での気温差が大きいため、1年の中でも体の冷えが気になる季節です。熱中症対策をしつつ、さらに冷えにも気を付けましょう。

◎冷房の利きすぎ

エアコンが効きすぎて寒いと感じることもあるかと思います。気温が低いと、体は防御反応として腸や腎臓などの臓器が集まっているお腹や腰回りに血液を集中させます。そのため、手足などの末端の血流が悪くなってしまいます。

◎冷たい飲食の摂りすぎ

冷えの自覚がないまま冷たい飲み物や食べ物を摂り続けると、お腹が冷え胃腸の血管が収縮し血流の流れが悪くなります。その結果、胃腸の機能が低下するので食べ物が消化されにくくなりお腹をこわすなどのトラブルにつながります。

◎ストレスで血流が悪くなる

精神的ストレスや環境ストレスにより、自律神経に乱れが生じ、血流が悪くなり体が冷えてしまいます。また、夜更かしを繰り返していると、自律神経は寝る直前まで緊張状態となりやがて冷えを招くことにつながります。

冷えすぎ防止対策

1.室温は外気温-5℃以内に

節電のイラスト「エアコンの温度調節」屋外と屋内で気温差が激しい状況から自律神経に負荷がかかるため、冷房の設定温度は外気温-5℃以内にするのが基本。(目安としては25~28℃)長時間、冷気に当たり過ぎないこと。

2.体を温める食材をプラス

スープ暑いからといって冷たいものばかり飲み食いしていると、体の内側からも冷えてしまいます。飲み物は常温で水分補給をしながら、ショウガ・ネギ・ニラなどの体を温める食材もプラスしてみる。ショウガは新陳代謝をアップする働きもあります。

3.軽い運動で血流促進

体操をする親子のイラストウォーキング、軽い運動など軽く汗をかく程度の運動でも血のめぐりは良くなるので、冷えの解消には効果的です。

4.ぬるめの湯船に浸かって体を温める

お風呂で温まっている女性のイラスト夏でもシャワーですませるのではなく、39~40℃のぬるめのお湯に15~20分ゆったり浸かることで体の芯から温まり、リラックス効果も期待できます。
(※額がうっすらと汗ばんできたら、体の芯が温まってきたサイン♪)

5.ストレスをため込まない

リラックスしている男の子のイラストストレスは自律神経の乱れを招いてしまいます。くつろぎの時間を作ること、暴飲暴食を避け、睡眠もしっかりとるように心がけることが大切。

まとめ

オフィスや公共交通機関などの冷房は、自分に合った設定温度にするわけにはいきません。
カーディガンやストールなど羽織るものを持参し、ほんの少しの工夫で体は温まり健康維持につながっていきます。セルフケアを習慣化して“冷え体質”を改善していきましょうね。